「童謡・唱歌の世界」のMIDIの曲を使用させて頂きました。


『八雲展』へ出品した私の絵画

 毎年 5月に定期的に、旧制東京府立高校、旧東京都立大学(現在.首都大学東京)、旧都立大学付属高校(現在.都立桜修館中等教育学校)を卒業した美術愛好家による合同美術展『八雲展』が東京都内の美術館で開催されております。
 2019年の今年も、第37回『八雲展』が、元号が令和となった 5月10日(金)~15日(水)の6日間、都内の JR 山手線・埼京線・湘南新宿ライン・りんかい線 大崎駅東口の大崎ニューシティーの2階にある「O(オー)美術館」において、出品者数 33名、出品点数が83点という数多くの美術作品が展示されました。私も第29回から水彩ペン画で描いた作品を出品しておりますが、高齢化と共に新しい絵を描く気力と根気が減退して来ましたので、最近は縮小した絵画を立体的に加工して、パネルに入れて出品を続けており、今年もパネル作品を3点出品いたしました。今後も可能な限り、毎年 作品を出品してゆきたいと念願しております。
なお、『八雲展』のホームページ( http://www.yakumoten.club )にリンクしていますので、そこで『八雲展』開催の経緯や会場風景、会員の言葉、毎年この展示会に出品された全作品の画像、そして更にリンクしている会員のホームページなどを見ることができます。


第37回『八雲展』(2019年)の私の出品作品




2019年(令和元年)の第37回展に参加した出品者は34名、出品点数は81点で、新たに参加された方は2名でした。出品者が高齢化したためか、小さな作品が多く、展示スペースにも空きが出来ました。私は昨年同様、以前に描いた水彩ペン画の絵を縮小コピーして、一部の作品はデコパージュ方式で立体化した作品を、3枚のパネルに収めて出品しました。2004年(平成16年)3月8日~15日に家内とツアーに参加して旅行した、東欧4カ国の風景や有名な建物を描いた作品を主体に、別の年に同じ場所を訪問した際に見た風景も加え、また今年新たに描画した数点の絵を加えた合計32枚の絵です。



「東欧紀行1.プラーハ」

 パネルの1は、チェコ共和国の首都プラーハ市内の風物を、全てコラージュにより立体化してパネルに収めた作品です。プラーハ城の聖ヴィート大聖堂や宮殿、ヴァルタヴァ川に架かる聖人の塑像が並ぶカレル橋や橋塔付近の風景、ティーン教会や天文時計台など歴史的な建物に囲まれた、教会改革運動の改革者ヤン・フス像が立つ旧市街広場など6枚の絵です。



「東欧紀行2.プラチスラバ、ブダペスト、ドナウベント」

 パネルの2は、ツアーの3,4日目に訪問したスロバキヤ共和国のプラチスラバ旧市街とプラチスラバ城、そして隣国のハンガリー共和国のエステルゴム、センテンドレなどドナウベントの街と首都のブダペストの街で見た風景です。ドナウ川から見たマーチャーシュ教会や漁夫の砦がある王宮の丘の風景画は、それ以前に訪問した際に見た風景です。7枚の絵のうち2枚はコラージュ加工をしてあります。



「東欧紀行3.ウイーン、ザルツブルグ」

 ツアーの5,6日目はオーストリア共和国のウイーンで、今回はオプション観光はしなかったので、ザルツブルグの風景はそれ以前に訪問した時に見た風景です。ウイーンでは、ツアーのスケジュールに入っていた国立オペラ劇場でのオペラ「ナブッコ」と、郊外のフォルクスオパー(民衆オペラ劇場)でオペラ「カルメン」の観劇のほか、市民公園で有名な作曲家たちの像を見て回り、野外演奏会場ではウィンナーワルツや数々のオペレッタの名曲を楽しむことが出来ました。またハプスブルグの皇帝や后妃、皇族たちが眠るカプツィーナ教会、シュテファン大聖堂、新旧の宮殿など、リンク内の街歩きを楽しむことが出来ました。パネル3はこれらのオーストリアの風物を10枚収めたパネルです。
 これらいずれの風景も、原画は「東欧4ヶ国周遊の旅」の中にあり、それぞれ説明文があります。


第36回『八雲展』(2018年)の展示作品




 2018年(平成30年)の「八雲展」は、家内の死亡後の相続手続きや家事の仕事、また高齢化による私自身の病気や身体の障害等で3回も入院をし、絵を描く気力も余裕もないために、新しい画はほとんど描けませんでした。そこで今回の「八雲展」には、今までに描いた水彩ペン画を縮小して印画した絵を6枚ずつパネルに貼り合わせ、また切り絵などの加工を施した作品などを加えて、聖地旅行で見た「イスラエルの風景」と、「英国紀行1,2」と題するイギリスの風景の3点を出品しました。パネルによる展示は、地元の多摩市で開催された「アートパラダイス展」や「多摩アートテラス展」に出品して、それらの新しい試みに対して好評を得ましたので、今回もその方法を利用したものです。



「イスラエルの風景」

 2011年2月に、中川健一牧師を団長とする「第50回ハーベスト聖地旅行」のツアーに参加して、キリスト教の聖書に書かれているイスラエル国の聖地を巡り歩き、その時に見た風物 6枚をパネルに収めて展示したものです。個々の絵の説明はこの下にある「私の水彩ペン画」の中にあります。



「英国紀行1」

 2009年6月25日~7月3日に、家内と旅行をした英国で見た風物画です。「英国紀行1」には、ロンドン市内および、その郊外のカンタベリーやバースの風景や建物を描いたもので、一部の絵を立体加工して、6枚の絵をパネルに入れて展示しました。



「英国紀行2」

 「英国紀行2」は、イギリス中部のコッツウォルズやハワースの田舎の風景で、一部立体加工した絵を 6枚入れたパネルです。いずれも原画は私のホームページにあるイギリス旅行の中の風景画で、それぞれ説明文があります。


第35回『八雲展』(2017年)の展示作品





「憩の汀(カナディアン・ロッキーの山々)」のパネル画

 今回出品した作品は「憩の汀」と題して、世界および国内で見られる、自然的なものや人工的なものを問わず、滝、渓谷、河川、公園や庭園など、心を癒すあらゆる場所の水辺の風景画6枚をパネルに収めたシリーズから3点を選んで出品しました。
 その中の1点「カナディアン・ロッキー」のパネル画は、2014年の5月下旬~6月上旬に、アメリカに住む友人夫妻と一緒に旅した際に見た風景画です。2017年元旦に亡くなった家内の、生前最後の海外旅行地となった残雪が残るカナディアン・ロッキーの山々の想い出深い風景を“切り絵”を用いて立体表現を試みた作品で、個々の原図は「カナダ旅行(2014年)」の中から選んだものなので、そちらのページをご覧ください。



「憩の汀(渓谷)」のパネル画

 海外おろび国内で今まで見た渓谷の風景画6枚を縮小印画して、パネルに貼り合わせたものです。外国の風景としてアメリカの「グランドキャニオン」(アリゾナ州)、「ワイメア渓谷」(ハワイ州)、「デッドホースポイント」(ユタ州)の3枚、国内は一ノ関市の「厳美(げんび)渓」と「猊鼻(げいび)渓」、そして長野県高山温泉の「松川渓谷」の3枚です。このうち「グランドキャニオン」と「ワイメア渓谷」は切り絵に加工したものです。



「憩の汀(湖沼)」のパネル画

 これも海外および国内の湖沼の風景を6枚パネルに収めた、水彩ペン画の原画を縮小印画した工芸作品です。アメリカの「ジェニー湖」、オーストリアの「ハルシュタット湖」、カナダの「パトリシア湖」と「モレイン湖」の4枚、そして国内からは「芦ノ湖」の2枚の湖の風景を描いた、原画は水彩ペン画のパネルです。


第34回『八雲展』(2016年)の展示作品





秋の平泉・金色堂【水彩ペン画、F6号+切り絵】


 2014年の秋、東北地方の岩手県南部にある世界遺産の「平泉・中尊寺」へ旅行をして、寺院境内にある遺跡や遺物などの重要文化財を見てきました。その時見た新覆堂前の風景は「東北地方の風景」としてこのHPに掲載してありますが、今回 マットが三層になった色紙用の額縁を利用して、金色堂を覆う新覆堂への参道の秋の紅葉風景を、切り絵を用いて立体的に表現してみました。スポットの光線の当たり具合によって影ができ、標識、樹木および階段を登る人物が立体的に見えます。多摩市永山で開催された『第2回アートとあそぶ展』(2015年12月開催)の出品作品を再展示したものです。




アメリカ・アーチーズ国立公園の「ダブルアーチ」【水彩ペン画、F8号】


 2012年5月にアメリカ・ユタ州南部にある岩の自然的な芸術作品が集中している「キャニオン・カントリー」を旅行し、その風景を「アメリカ国立公園の旅(その2)」として掲載しましたが、アーチーズ国立公園にある「ダブルアーチ」と呼ばれるオレンジ色の2本のアーチ(穴の明いた巨大な水成岩で出来た橋状の岩)が V字状に架かった風景を、F8号の水彩画で描いたものです。岩の中に立つ人の大きさと較べて、いかに巨大なアーチであるかが分かります。




横浜・中華街にある関帝廟本殿【水彩ペン画、F8号】


 横浜市中区の山下町中華街にある、三国志で有名な中国の武将 関羽を祀った「関帝廟」で、暮らしの安寧と商売繁盛を願う中国人華僑の心の拠り所として信仰を集め、また観光の対象としても有名です。現在の華麗な建物は1990年に再建された第4代目の霊廟です。入口にある脾楼を入り、正面の本堂の屋根の上に飾られた極彩色の北京琉璃瓦の竜などの装飾を眺めながら階段を登ると、回廊には観音石竜の彫刻柱が立っています。拝殿を兼ねた本殿の外部や内部に見られる華麗な極彩色の装飾や彫刻などに圧倒されます。



第33回『八雲展』(2015年)の展示作品





カナディアン・ロッキーの最高峰「ロブソン山」【水彩ペン画、F8号】


 北米大陸を縦断するロッキー山脈は3,000メートルを超す山脈が連なっており、カナダの4国立公園と3州立公園の7つの自然公園が「カナディアン・ロッキー」として世界遺産に登録されています。私たちは2014年の5~6月にカナディアン・ロッキーの各地を旅行しましたが、その最高峰はマウント・ロブソン州立公園のロブソン山(3954m)で、ジャスパー国立公園のジャスパーの街から国道16号ハイウエイで西へ50kmほど行ったブリティッシュ・コロンビア州にある独立峰です。この絵は、何層にも積み重なった地層に、縞状に残雪が残るロブソン山の姿と、山の麓を走る16号線の路傍に立っているマウンティン・ゴート像を載せた「マウント・ロブソン州立公園」の標識と杉の樹木を、額縁のマットの部分に入れて立体的に表現した風景画です。




バンフ大通りから見たカスケード山【水彩ペン画、F8号】


 カナディアン・ロッキーへの観光の拠点の街バンフ(Banff)は四方を山に囲まれ、街の中をボウ川が流れ、周辺に大小の湖が点在する美しい街です。街の中心の大通りに沿って多くの商店やホテル、飲食街が並んでおり、また街の南にあるゴート山脈のサルファー山(2285m)へゴンドラで登り、展望台からはロッキーの山々を360°展望することができます。この絵は、街の北側に残雪をまとってそびえるカスケード山(2998m)を描いたもので、バンフの街のシンボルとなっています。 




平泉・毛越寺(もうつうじ)庭園の秋景色【水彩ペン画、F8号】


 2014年秋の紅葉の最盛期の時季に、平泉にある世界遺産の中尊寺や一ノ関周辺の渓谷などを巡る東北旅行に行ってきましたが、やはり世界遺産に登録されている平安時代の代表的な浄土庭園がある毛越寺(国の特別史跡・特別名勝)にも立ち寄ってきました。庭園の中央の大泉が池の周辺には、平安時代に建っていた七堂伽藍の遺跡の礎石が残されており、池を取り巻く松や杉の樹木の間に赤や黄色の紅葉が散在しており、池の水面にその影が映って秋の美しい風景が見られました。



第32回『八雲展』(2014年)の展示作品





カナディアン・ロッキーのモレーン湖【水彩ペン画、F8号】


 カナダのロッキー山脈には幾つかの国立公園があり、3,000メートル級の山々や多くの湖、氷河を巡る道路やトレッキング・ルートがあります。この絵はバンフ国立公園のルイーズ湖の近くにあって、ルイーズ湖と共に多くの観光客が訪れる有名な観光地となっているモレーン湖(Moraine Lake)と、湖を囲むテンピークス(Ten Peaks)と呼ばれる山々が湖の水面に映っている風景で、カナディアン・ロッキーを代表する風景写真として、多くのガイドブックや写真集などに採り上げられています。




大雪高原「緑沼」の秋景色【水彩ペン画、F8号】


 北海道の大雪山系の東側、層雲峡の先にある大雪湖から山道を登った山麓一帯が大雪高原と呼ばれています。大雪山系の白雲岳から忠別岳へ向かう高根ヶ原の溶岩台地の東側が崩落を起こして、その崩落土塊の窪地に水が溜まり、大小100以上の湖沼群が形成されています。登山口の大雪高原山荘から湖沼群を一周するルートが作られていますが、ヒグマの生息地でもあるため、入山に時間制限が設けられています。「緑沼」はその湖沼の一つで、紅葉の時期には湖畔の常緑針葉樹の中に赤や黄色の紅葉が色づき、そのコントラストが見事です。




改装された東京・築地の歌舞伎座【水彩ペン画、F8号】


 東京の築地にある歌舞伎座は内部の改修工事が行われていましたが、2013年2月に完成し、2014年の春まで1年間、改築を記念して「こけら落とし」興行が行われました。この絵はその興行中の、大勢の人が出入りする歌舞伎座の入口付近の様子を描いたものです。



第31回『八雲展』(2013年)の出品作品




ベニス(ベネチア)の小運河【水彩ペン画、F8号】


 2003年8月に、中国人の友人とイタリアのベネチアを観光で訪れた際に、観光のために乗船した小運河を巡るゴンドラの上から見た風景です。ベネチアの街はラグーン(干潟)の上に造られた海上都市ですが、最近その地盤沈下によって満潮時には街が海水の浸水で歩けなくなるなど話題となっていますが、小運河沿いの建物の壁は皆ぼろぼろで、1階の部屋は使用できないほど水害に侵されている様子が見られました。しかし、運河沿いの建物の水面に映る影がきらめいて美しく、さすが水の都であることを感じさせる風景が見られました。




日光の秋(興雲律院参道)【水彩ペン画、F8号】


 観光客で賑わう世界遺産の日光東照宮や輪王寺の山中の東側には、日光連山に源を発する稲荷川が流れていますが、「興雲律院」はその川沿いに建つ享保14年(1729年)に創建された天台宗の修練道場の寺院です。訪れる観光客もほとんどいない静寂な参道の奥に、唐様白木竜宮造りの鐘楼門がひっそり建っています。参道は杉の木立が立ち並び、赤や黄色の紅葉がその間に見え隠れして、静かな日本の秋の風情が十分に感じられます。




グランドキャニオンの風景【水彩ペン画、F8号】


2012年5月に訪問したアメリカのグランドキャニオン国立公園のサウス・リムのマザーポイント展望台と、そこからから眺めた大自然の景観です。アメリカ西南部のアリゾナ州を流れるコロラド川が、20億年をかけて大地を削り取り、深さ1,700 m、東西450 km、総面積4900 平方kmに及ぶ大渓谷を形成したものです。対岸のノース・リムが霞んで見え、自然の驚異を実感できる壮大な景観に、展望台の観光客は皆感嘆の声を挙げていました。この絵の原画は2012年秋に、私たちの住む多摩市永山で開催された「多摩アートテラス展」に出品展示したものを、今回「八雲展」でも展示させて頂きました。



第30回『八雲展』(2012年)の出品作品





イギリス・コッツウォルズ地方、バイブリーの田園風景【水彩ペン画、F8号】


   ロンドンの北西 200km に広がる丘陵地帯がコッツウォルズ地方で、詩人ウィリアム・モリスが「イングランドで一番美しい村」と賞賛した村がバイブリー(Bibury)です。蜂蜜色のライムストーンで造られた「アーリントン・ロウ」の古い家並みや、水車が回るミュージアム、養鱒場などがありますが、コルン川畔にある「スワン・ホテル」はこの村のシンボルとなっており、川に沿って並ぶ家々には花々が咲き乱れ、白鳥や鴨が泳ぎ回って、のどかな田園風景を眺めながら楽しむことが出来ます




勝どきのビルから眺めた隅田川と東京スカイツリー【水彩ペン画、F8号】


   東京の墨田区業平橋に高さ634m の電波塔「東京スカイツリー」が2012年5月22日に完成し、展望台に登って上空から都内を眺められます。東京都内の各地からもその塔を見ることが出来ますが、この絵は中央区月島の勝どきにある高層ビルの展望室から、隅田川の川沿いにある「佃島」の森や「大川端リバーシティー21」の超高層マンションの間から,隅田川の奥に遠く見える「東京スカイツリー」の姿を展望した風景です。




層雲峡の双瀑台からの銀河の滝、流星の滝の展望【水彩ペン画、F8号】


   北海道・上川町を流れる石狩川の層雲峡は、峡谷沿いの柱状節理の切り立った岸壁に多くの滝が掛かる観光名所ですが、駐車場脇から「双瀑台」と呼ばれる展望台まで山道を登ると、高いエゾマツ・トドマツの針葉樹林の中に、正面に白く光る壮大な「銀河の滝」(左)と「流星の滝」(右)が、中央にそびえる「酋長岩」の左右に並んで懸かり、流星の滝の上には大雪山山系の「黒岳」(1984m)が少し山頂を覗かせている風景が見られます。



第29回『八雲展』(2011年)の出品作品





国宝・姫路城天守閣【水彩ペン画、F8号】


   日本一の華麗さを誇る国宝の姫路城天守閣です。現在の城は池田輝政によって造られ、別名「白鷺城」とも呼ばれています。5重6階、地下1階の大天守に3基の小天守が中庭を囲んで連立しています。最近、城全体の大修復作業が行われ、美しい姿に蘇りました。




日光・秋の竜頭の滝【水彩ペン画、F8号】


   奥日光の戦場ヶ原を流れる湯川が中禅寺湖へ注ぐ手前に、この滝があります。大きな中州の岩によって二股に分かれて しぶきを上げながら滝壺に落ち、あたかも龍が滝壺の水を飲んでいるような姿に見えることから名付けられたようです。秋の紅葉の頃は一段と美しく、その優雅な姿が眺められます。




エルサレム・オリーブ山【水彩ペン画、F8号】


   イスラエルの首都、キリスト教・ユダヤ教・イスラム教の聖地 エルサレムには,城壁に囲まれた「岩のドーム(黄金のドーム)」が建つ「神殿の丘」があります。その向かい側の谷を隔てた丘が「オリーブ山」で,「神殿の丘」が目の前に展望できます。山の各所にユダヤ人の墓地が点在し、終末の時にメシヤが来るのを待っています。丘の中腹にはオリーブの古木が植えられたゲッセマネの園があり,しの付近に、軒壁にモザイク画が描かれている「万国民の教会」や、金色の屋根をもつ「マグダラの聖マリア教会」、その奥にキリストが涙を流した(ルカ19:41)「涙の教会」などが点在しています。



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